「今どきのシニアは、デジタル機器も使いこなせないといけませんよ!」
てなわけで、何をいまさらな話題ですが、ビジネスシーンはもとより、日常生活を楽しむには、もはやデジタル機器の使用なくしては考えられない時代になってきています。
人とつながるのも、知識を得るのも、果ては何かを決めるのも、デジタルワールドを介せずしては立ちいきません。
で、そんな時代に、昨日、家にスマホを忘れてしまい、気づいたことがあるんです。
「あ、デジタル音痴って意外に武器になるかも」
その壱:退屈と向き合う強い心
電車を待つ時間も”惜しんで”スマホに向き合っていたんです。でもそれができない。手持無沙汰の極み。「いいね!」と関われない自分ひとりぼっち感。
これに耐えるしかないわけですよ。デジタル音痴になると「私、暇ですが何か?」と言い切れる力がつきそう。凄くないですか?
その弐:研ぎ澄まされる観察眼
することないんで、まずはとりあえず周りをきょろきょろしだします。つり広告とか、まずはコンテンツとして認識できるものから始まり、車窓の景色、乗客のご様子などを眺めます。
へぇ~。ほとんどの人がスマホ見ているんだ。画面には何が映っているんだろう。あの人の風貌からして…デジタル音痴になると「ワトソン君、そんなことは見ているだけでわかるじゃないか」と言えそう。
その参:無尽蔵の妄想力
で、色々と考え始めます。何せやることないので。小人閑居して妄想するしかないんです。そのうち、普段思いもついていないようなネタまで行きついたりします。「へへ、こりゃあいいねぇ」
デジタル音痴になって、妄想を重ねると、とっても面白そうな絵がかける構想力につながる気がしませんか?
とまぁ、自分のスマホ忘れを棚に上げて、ポジティブに言い訳してみたのですが、意外に本質ついてませんかね(^^)
デジタル断捨離も流行っているようですし、スマホ疲れ/SNS疲れも問い沙汰されてますものね。
明日からは週一で意識的に忘れるかな(^^;)