実践 リカレント教育…

春のこの時期、街中では”新入生”とおぼしき人達が多く見かけられ、勝手に嬉しくなってしまいます。
人生100歳時代と言われて久しく、50歳や60歳を超えてからの、新たに「学生」として学びをスタートさせる方も、それほど珍しいことではなくなったようです。リカレント教育とか、最近ではリスキリングという言葉も頻繁に見かけるようになりました。

<リカレント教育に関する厚生労働省の記述> 
学校教育からいったん離れたあとも、それぞれのタイミングで学び直し、仕事で求められる能力を磨き続けていくことがますます重要になっています。このための社会人の学びをリカレント教育と呼んでおり、厚生労働省では、経済産業省・文部科学省等と連携して、学び直しのきっかけともなるキャリア相談や学びにかかる費用の支援などに取り組んでいます。

<リスキリングに関する経済産業省の記述>
 
経済産業省においては、DXを主導するハイスキル人材のみならず、中間層や低スキル層、若手も含めた幅広い層に対するリスキリングが必要であると考え、…

…だそうですが、ちょっとこれ、Age100ing(幾つになっても進行形)を標榜している自分には、少し「仕事」にシフトし過ぎている気がして、あまり嬉しくない学び直しの定義なんですよね。「生産人口に数えられる人はもっと働いてもらわねば…」とか「新しく要求されるスキルセットを身に着けてもらわねば…」とか、この先の日本を何とかせねばという危機感からの煽りというかご都合というか、それだけで学びを語っちゃうのは、つまらないんですよね。

ということで、ここで文句だけ言っていてもしょうがないので、自分で学びの楽しさ、素晴らしさを、リアル体験で語れるように、自分自身もこの春から大学に通うことにしました。まぁ、お手軽に始められることを証明するため?に、まずは「市民大学講座」枠からですが。

初回の授業。集まった15名の学友は、どうやら私の年齢の前後4,5歳という見立て。これから、どんな展開になるのかが楽しみです。

50代からの働き方発見EXPO2022 に登壇します

朝日新聞社主催で開催される50代からの働き方発見EXPO2022のセミナーに登壇します。
セミナーのタイトルは
「嗚呼、勝ち組勘違い! ~“脱線”がセカンドキャリアの近道~」
です。
三菱総研の松田氏とも対談させていただきます。
こちらのセミナーは3月25日(金)16時‐16時45分までです。(EXPO2022は25日、26日の二日間開催)
50代以降のキャリアを考えている方は、ぜひ会場にお越しください。

50代からの働き方発見EXPO2022

アートは不要不急ですか? 丸の内プラチナ大学アートフルライフコース初日! 

2021年度丸の内プラチナ大学 アートフルライフコースが、9月17日に開講しました。
ハイブリッド開催で、リアルな会場とオンラインで参加してくださった方16名で、今期も賑やかなオープニングとなりました。

グラレポは今期も斉藤さん(ぽんちゃん)にお願いしてます

ところで、皆さんにとってアートは不要不急ですか?

冒頭のこんな問いに対して、集まった方の多くが「アートは自分にとって大切」というお答えでしたが、なかには「ちょっと自信がないかも…」という方も。はい、それが普通だと思います。
アートフルライフコースではアートの持つ様々な魅力や可能性(と、私が思っている)を、様々な切り口で体験いただき、アートを通じて新しい視点を広げたり深めたりしてもらうことを目指しています。できれば笑顔と一緒に。

初回のゲストは、Museum Start あいうえの プログラムオフィサーの鈴木智香子さんにお越しいただき、
 じっくり観て 想像して 表現する
を体感する時間となりました。
対話型鑑賞や、「冒険ノート」の作成を通じて、色々な刺激があったようです。

■終了後の参加者からのコメント(抜粋)
 ✓冬眠から目覚めたクマのようでした。人と会って考えを交換するだけでもわたしにとっては「創作活動」で、のーみそが昂ります。
 ✓1本の糸杉から導きだされる様々な解釈 人の数だけその考えがある 人間っていいな♡!
 ✓見る人によって感じ方の違う芸術だからこそ思ったことを共有することの大切さがわかりました!!

アートフルライフコース、次回は10月6日に開催です。
今からでも参加いただけます(来年1月まで実施) 
申し込みと詳細案内はこちらから

2021 丸の内プラチナ大学 開講しました♪

9月2日に、今期の丸の内プラチナ大学が開講しました。
小宮山宏学長(プラチナ構想ネットワーク 会長/株式会社三菱総合研究所 理事長)の基調講演から、各コース紹介など、オンライン含め100名超の参加者の中、全10コースがいよいよ始まります。
★初日の様子はこちらから

弊社が担当するアートフルライフコースの初日は9月17日。
まだ参加募集を継続していますので、「やっぱり気になる~」という方は、ぜひ下記URLから。
★プラチナ大学のコース案内と申し込み

オンラインとリアルでのハイブリッド開催です。
お会いできること、楽しみにしています。

オンラインでも受講できるようになりました!第6期 丸の内プラチナ大学 アートフルライフコース 9月14日 開講!

今期の丸の内プラチナ大学の募集が開始となりましたぁ~🎉

大人の感性を磨く講座が全部で10コース。
担当する「アートフルライフコース」。リアルとオンラインでのハイブリッド開催となりました。丸の内まで行けない~! という方にも、ご自宅などからも参加いいただけるようになりました。
窮屈で、緊張の多いこの時期、アートを通じて、豊かな心を取り戻すきっかけにしてみませんか?
多彩なゲストの方々もお迎えして進めていきますので、どうぞお楽しみに。

詳細(&申し込み)はこちら

#丸の内プラチナ大学
#アートフルライフコース
#アートを楽しむ

キャリア50のコラムを更新 今回は「肩書にこだわる!」です

人生100歳時代に向けた、プレシニア・シニア世代向けのコラムも連載1年を超えました。今回のテーマは「肩書」です。

物理的に名刺交換をする機会が、めっきり減ってしまった今日この頃。「肩書」を意識する場面も少なくなってきたかもしれませんが、人生を豊かにする「肩書」の効能について、綴ってみました。定年を迎えた「お役御免」こそがチャンス?

コラム記事はこちらから

【シニア・プレシニア起業】企画書は書き出す前にほとんど勝負は決まっている?

「企画書」で頭を悩ませている方が多いのではないかと思います。 ・どうやったら(恐らくは頭の堅い)上司を口説ける「企画書」がかけるのか? ・クライアントに一発でOKと呼ばれる「企画書」はどうやって仕上げるか? ・VCが放っておかないパンチの効いた「企画書」にどう見せる(魅せるか)?   そこで、“良い企画書”を作成するために、皆さん時間と労力と知恵と場合によっては勇気も使う事になるわけですが、労多くして見返り(≒企画が通る)薄いのが現状ではないでしょうか? 私も、自分の「企画書作成能力」の低さを、何度も(アイデアレベルのものまでいれたら、それこそ人生で100本×30年としても3000回ぐらいか?)痛感していますが、今もって「通る企画書」の書き方がよく分かりません。   そんな私が、最近分かったことがあります。それは企画書は出来上がってからではなく、書く前に既に勝負がほとんどついているということです。言い換えると、 企画(書)を検討しているということは、まだやる気が関係者に無いということ なのです。   つまりこういうことです。 企画(書)を通すという事は、アイデアを誰かが実行に移すという段階に入ることを意味するわけです。誰かが既に始めている事を書いたものは、「企画書」ではなくレポ―トというべきですね。関係者が既にやることを決めていることは、それは「企画書」ではなく「行動計画」とか「スケジュール(目標)」とか言われるわけです。つまり、企画(書)を検討している段階は、まだ関係者は何も決めてないし、様子見なのです。 「だから、良い企画書を書いて関係者を口説くんでしょ!」 はい、それはお説ごもっともなのですが、実際は企画書を見せてる段階で、大抵の相手は自分の態度が決められない、あるいは決めたくない状況にあると理解した方が良いのです。なぜなら、通す条件というのが相手に明確にない時にこそ。「企画書」が要求されるからです。何かやりたい意志(意図)がある人は、企画書によって動かされるわけではなく、自分のアイデアに相手がどう関われるのかだけを見極めているわけだから、丁寧な企画書は必要なし。やる気がない人は、断る(今は判断できない…も同じ)理由を探しているのだから、精緻な企画書ほど「突っ込みどころ」満載で嬉しい。   という事で、つまり 企画書はザクッと書いて、「この先聴きたいですか?」程度にとどめる のがよろしいのかと。 もし、会社の中で、企画書のフォーマットが精緻に決まっていたり、企画書の決済ルートが複雑だったりしたら…悪いことは言いません。あなたがその企画を本当に実現したいなら、”良い企画書”の作成に時間をかけるのではなく、すぐにこっそり始めましょう。

【シニア・プレシニア起業】ビジネス誌も(少し)前向きになってきました

左が昨年2017年9月のタイトル → 右が今年2018年7月のタイトル

ここ数年のビジネス誌の定番特集ネタは「定年」

読者の不安を煽って、守りに入らせるような記事がほとんどだったのだが、今年辺りから少し様子が変わってきたように感じる。

今回の週刊ダイヤモンド誌では、「会社を買って社長になっちゃいましょうよ!」的なお話が出てくるなど、Age100.ingを謳う我が身としては、「おお! いい感じで言ってくださるねぇ」と、素直に嬉しい。

これまでと違う事をやる時に、不安や心配はつきもの。「うまくいかなかった時」のことは誰でも色々と想像できちゃうのだが、逆に「うまくいった時」の様子がなかなか具体的にわいてこない。だから、こういう特集こそ、面白い事例や方法を出して、読者の「可能性」を広げて欲しいのである。

 

先日、主に女性向けのセカンドライフ開発セミナーに参加させてもらったのだが、そこで登壇されていた方が素晴らしいコメントをされていた。

(失う事が怖い人に)「失うという事は、それまで持っていたという幸せをかみしめることでもある」

 

うーむ。この領域に、私自身は全然達していないのだが、「無いを嘆くのでなく、有るを語る」ことが、やはりシニア・プレシニアにとって、素晴らしい人生を歩む大切な視点であり、振る舞い方なのだと思った。

「これ好き!」をいかに自分が感じ、具体化できるか。100歳時代を豊かにする、大切なスキルかなと。

【People】描き下ろし4コマ漫画 ★瀬川さんからの贈り物

6月にAge100.ingな人たちに登場いただいた、瀬川さんから、4コマ漫画&オリジナルストーリーを描き下していただきました♪

実は、6月には「お贈り」いただいていたのですが、気の利いた記事にしようと思っているうちに時間が経ち…。ということで、余計なコメントは追加せず、いただいた形そのままにお届けします。

しみじみしますよ~

ねえねえ、おじいちゃんっていつからおじいいちゃんをやっているの?

そうだなあ、いつからかなあ。見た目はおじいちゃんに確かになっちゃっているけど、君くらいの時からそんなに中身は変わっていない気もするしなあ。そうすると、君くらいからおじいちゃんをやっているのかもしれない。君、何歳?

ぼくは10歳。小学校5年生。おじいちゃんは?

ちょうど一桁違うわけだ。100歳になったよ、この前。

へー、すごいなあ。どんな感じなの、100歳って。

いろんなことやってきて、あれこれ忘れちゃっているけど、たぶん君が感じている10歳の世界とそんなに変わらないんじゃないかな。

じゃ、遊びたくても勉強しなきゃいけないとかの毎日なの?

ま、ちょっと違うけどね。勉強も遊び、かな?

勉強が遊び?おじいちゃんの勉強って何?

生きていることが勉強だし遊びだし。君のような若い人と話して、エネルギーをちゅうちゅう吸って遊びながら勉強しているんだよ。

ちゅうちゅう吸われちゃってんだ!ぼく!

 

おじいちゃん、そろそろでかける時間よ。

おー、そうか。時間があったから、昔の自分の写真としゃべってた。写真でもちゅうちゅうできるもんだな。さ、ちゅうちゅうしに行くか。

 

★★★★★★★★★★★★

瀬川さん登場の回はこちらから!

瀬川さん、本当にありがとうございました!

これからも、時々、ちゅうちゅう、ご一緒させてください(^^)/

【People】Age100.ingな人たち File8 「自分が好きなことで人と関わる」

人生100歳時代、いつも進行形! 道の途中で新しいチャレンジをされて、人生を豊かに過ごされている先人(達人)の皆様を突撃訪問! その真髄やいかに?

今回お話をお聴きしたのは、

Creable ー クリエイブル 代表の瀬川秀樹さん。

瀬川さんのライフスタイルは、決して輝かしい経歴や才能だけで培われたものではありません。ご自身でお描きになる4コマ漫画のように、肩ひじ張らない絶妙な「いい加減」振りを、ぜひぜひ。

クリエイブルのホームページはこちら

Age100.ing People file No.8

Creable – クリエイブル 代表 瀬川秀樹

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