《美しいビジネス》に惚れてます~♪ ということで、新規ビジネス創出にはアート的センスが不可欠として、このテーマをとことん追求していくことにしました。
で、関係しそうな書籍、セミナー、映像、展覧会?などなど、色々とインプットも重ねているところです。その中から、「お! これは~!」というものに出会ったら紹介することにいたしました。
第一弾がこちらの著作。
『世界を変えた6つの「気晴らし」の物語 新・人類進化史』
WONDER LAND HOW PLAY MADE THE MODERN WORLD by Steve Johnson
「ビジネスを創出するには遊び心も大事」なんてことは私も言ったり、聞いたりしてきましたが、こちらの本では
“…遊びではしょっちゅうルールを破って新しい慣習を試すので、そこからさまざまなイノベーションが芽を出し、最終的にはるかにしっかりした重要な形へと発展する”
と、遊びこそが要諦と興味深い歴史的事実から言いきっているところが、とても素敵。なるほど感も満載です。
そう言えば、「この人面白いなぁ」という遊び人の風体の方に、いわゆるできるビジネスパーソンが多い印象。仕事ができるから遊ぶ余裕もあるのかと思いがちですが、因果関係?は実は逆だったのかも。まぁ、遊んでるだけの輩も多いのかもしれませんが…(自嘲気味)…はたから見て「遊んでるだけ」に、凄いネタ(≒種)が潜んでいる可能性大とも、この本から教えられます。
《美しいビジネス》に関わる、ドンピシャ(古いか)の内容を本文から…
”文化の変容は、重要な考えが積み重なり、一つの洞察がさらなる洞察への扉を開くから起こる場合もある。差し迫った必要性から、基本的な生存のニーズを満たしたい欲求から起こる場合もある。しかし、文化の変容は、人間が古い経験に飽きて、新しいものに飢えるから起こる場合も同じくらい多い。これは遊びとイノベーションの能力の奇妙なパラドックスである。遊びが人間を本能と本性からそれるほうに導くのは、人間の本能と本性のためでもある。”
よしっ! 今日も”遊び”に行こう!