Day 1Y+318
ハロウインも終わっての、今回は怖~い話。
人のつながりとは本当にありがたいもので、起業したての頃から今に至るまで、様々な方々にお世話になっています。
一方で、危ない人たちにも遭遇しているのも事実。
ひよっこの起業家を食い物にするような「起業家バスターズ」が跳梁跋扈しているので、注意するにこしたことはありません。
例えば…
「面倒くさい手続きは全て格安で代行! 今なら起業セットでお得!」こんな感じの〇〇士事務所のような釣り広告は、ちょいと疑った方がいいです。
専門知識もお金もない起業家にとってはありがたい話に見えますが、一度ロックオンすると後が大変。イニシャルは安いんだけど、後から後からオプション料金が追加される構造。しかも「年契約」だったりしてスイッチングコストがかさみ結局ずるずると…。
ビッグ商談が来た! と言う時も慌ててはいけません。
「凄くいいアイデアですね。ぜひ一枚でいいのでシートに落として提案してくれます」こんな話を名前の知れた企業からもらえたら頑張っちゃいますよね。
提案をまとめて持っていくと、今度は「これはいけそうです。ぜひ社内を通したいんで企画書まとめてみてください」とさらに前のめりになるような反応。
いよいよ受注かと渾身の企画書を提出した後がなしのつぶて…。そうです、アイデアや情報のただ取りです。これ、意外に出現率の高い「起業家バスターズ」の一種です。
メディア掲載話!…も浮かれてばかりではいけません。
「とても面白い事業をされているんで、ぜひ取材させていただきたい」こんな連絡が入るとドキドキワクワクするのは当然ですよね。
ところが話を聞いていると何かおかしい。「ついては締め切りが迫っているので初回の掲載料をお支払いただき…」 え? お金払って掲載ってことは単なる広告? 「いえいえ当方のメディアはクオリティが高く、今回も著名人の〇〇さんと一緒に掲載する特集の一つで…」
金額も払えそうなちょうど微妙なところを言ってくるので、「折角の機会だし」てなことになりやすいんですが、まぁ「取材拒否」して良い話です。本当に力がつけば、お金払ってでも取材したいってことになりますから。
「起業家バスターズ」の見分け方は割に簡単です。「私自身」や「志」にどこまで関心があるかどうかを、じっくり聞いてみること。「お金」や「情報(アイデア)」「人脈」を食い物にする輩ですから、そのての話はおざなりになるんで、「怪しい!」のアラームを鳴らせます。
もっとも「起業家バスターズ」さえ近寄らないというのも、それはそれで問題かもですけどねw