12月12日は、弊社志事創業社の創立記念日です。
「いち、に、いち、に」との掛け声通り、ゆっくりとした足取りですが、おかげさまで3期目(3年目)を無事に迎えることができました。
さて、昭和カラオケ世代としては、3年目と聴くだけで、ほぼ自動的に「3年目の浮気ぐらい大目に見ろよ~♪」と口ずさんでしまいます。
これ、起業3年目にも当てはまるのかしら? とお馬鹿な疑問が…(笑)
1年目は「起業ボーナス期」。
ほやほやの起業家に「起業したんだって? 一体何をやるのか教えてよ」といった声掛けが沢山あります。
「こりゃぁ自分のビジネスプランが相当いけてる証拠では」と、思っちゃったりするわけです。
ところが、しばらくするとアポイントの多さの割に具体的な「商談」にならないことに、ふと気づきます。
「事業プラン」がどんなに今一つでも、「起業」そのものに関心を持ってくださる方からは声がかかるという事実を知るわけですね。
そうなると2年目は必死です。
ボーナス期が終わってしまうので、お話を聴いてくださる機会すら、なかなか得られない。だから何とか「売り込む」のですが、思い通りにはいきません。
プランではなくこれまでの実績を聞き、そこから採用のメリットを図るという至極当たり前の相手方の要求になかなか応えられない。具体例が乏しかったり、あるいは全然なかったりするわけですから…。
そこで、「なんでもやりますよ!」状態に陥ってしまうわけです。
「事業プラン通りにはいかないものだよ」との先輩起業家の話を勝手な言い訳にして、引き合いが少しでもあると、あっちもこっちも手を出すことに。そこそこに忙しくなるので、何となく充実感もあるにはあるのですが…。
そして3年目を迎えます。
振り返ると、軸となるような実績が、まだないじゃん! と、ここでまた焦るわけです。
3年目に「浮気」できるようになるには、「大目に見ろよ~」と言えるだけの「本気」の実績がないといけない。
とまぁ、お馬鹿な疑問に対し、弊社の歩みから類推するとこんな答えになったわけですが、決してこの歩み自体だって悪くないなと思います(思いたいですw)
何せ「ボーナス期」に声をかけていただくことで、沢山の方と知り合い、お話をお聴きできたし、あっちもこっちもと手を出したことで、皆さんが弊社に期待していただけることが何なのかを具体的に知ることができてくるわけだし。(その期待に応えられそうかどうかも含めて)
「事業計画通りにいかない」という本当の意味は、こういうことかも知れませんね。
ということで、3期目の志事創業社も、はりきって「いち、に、いち、に」と歩んでいきます! その心は、
「3年目の浮気ぐらい”多め”はなしよ~♪」