今年も楽しく”修了”した、丸の内プラチナ大学の「アートフルライフ・デザインコース」。三菱一号館美術館で実施したフィールドワークの様子を、エコッツエリア協会のHPに掲載いただきました♪
“アーティスト”になって見つける、新しいアートとの付き合い方
当日の様子は、レポートをご覧いただくとして、サイドストーリーをこちらで少々。
今回の「アーティスト役」は、事前に手を挙げてくださった3名の方。アーティストになり切るには事前調査(予習)が必要ということで、別の日に観覧の時間をしっかりとってくださいました。(残念ながらお一人の方はご都合で事前観覧はかないませんでしたが)
美術ファンの方でも、同じ展覧会に数回通う事はまれだと思いますが、即興に見えた「役作り」に、実は、たっぷりと時間をかけていたのです。だからこその「どこまでが本当の話…?!」と、聴いている方が戸惑うような”迫真”の台詞に。
美術知識が無くても作品は楽しめますが、知識があれば楽しみがさらに深まるのも確か。一方で、 知識だけで作品を眺めるようになると、「理解」「解釈」だけの窮屈な鑑賞に終始してしまうことも。 この辺り、バランスは様々で微妙ではありますが、感覚と知識の往来が、作品鑑賞をより楽しませてくれることは間違いないなぁと、改めて感じたフィールドワークの時間でした。