【起業】正直、(プレシニア)起業ってどうなの?

”年金受給開始 70歳超も 高齢者に就労促す” 日本経済新聞 2018/1/17より

「いやぁ参ったなぁ。少なくとも70歳までは働き続けなきゃいけないってこと? 雇ってくれるところなんてあるのかなぁ…」

お国の政策にも、いよいよ人生100歳時代が色濃く反映されてきました。多くの”大企業”には定年制度があるのに、「その先も頑張ってね」って言われても、一体どうすればいいのか? 不安にもなります。

”ハローワークに高齢者の再就職支援の窓口を増やしたり、起業をめざす高齢者を事務手続きや融資の面で支援したりする…”ことだそうで、サポートはお国のほうでも多少は考えてくれている様子です。

とは言え、「定年後ってどうなってんの? 起業するってどんな感じなの?」…って辺りが、現役の今この時点で多少なりとも自分でイメージできないと、どう動くか、何を支援してもらえばよいのかも分かりません。

ということで、私自身の(プレ)シニア起業の実態に加えて、周りの方々のご様子を、硬軟合わせて(キラキラからしくじりまで)今後こちらで、適宜ご紹介していこうと思います。

 

「定年後」の巷に溢れる情報は全て赤の他人の話です

あれれ、いきなりとんでも無い話をしだしたと思われますよね。「紹介とか言っておきながら、どういうつもりだよ!」と叱責もいただきそうです。でも、ここはしっかりお伝えしたいです。ロールモデルとかシミュレーションモデルとかに自分の「正解」はないのです。

いえいえ、巷の情報が参考にならないと言っているわけではないのです。あくまでも「参考」にとどめてくださいということです。人生のシナリオは自分で決めて描くもの。決して、他人様の書いたものを演じるわけではないということです。

 

年間のカレンダーが書けない!

偉そうな事書きましたが、実は起業したての頃にあまりに情けない自分に気づいたからこそなんです。

年末に翌年のカレンダーに「休日」をどこに設定するかを決めて記入するのが、個人的恒例行事になっていたのですが、起業して初めての年末に(わが社の創業記念日は12月12日ですw)その行事をしようと思ったら、はたと手が止まってしまったのです。

「あれ? 私、いつ働いて、いつ休むの?」

会社勤めの頃は、年間スケジュールなるものが配られ、そこに土日他の休業日が明確に示されているわけです。つまり、働く日時は会社が決めてくれいたんですね。この状態に慣れ親しんでいた自分は、自分の会社のスケジュールすら満足に決められなくなっていたわけです。赤の他人に、完全に委ねているなぁと思い知らされました。

実は後日談があります。先輩起業家の方にこの体験談をしたところ、「起業して休日からスケジュールしようとする発想自体がとんでもないよね」と大笑いされました。確かにそうですよね。

 

起業の実態① スケジュールは自分が決めないと誰も決めてくれない

こちら、実は定年後も一緒なので念のため(笑)