【ブログ】実行することが楽しくない「計画」は立てたくない

一年の計は元旦にあり

新しい年に今年の誓いを立てる。とってもよい風習ですよね。

「やりたいこと」を計画して宣言すると、俄然、現実味を帯びてきてその気になってくるものです。

勿論、三日坊主という言葉もある通り、なかなか実行し続けることは難しいものですが、途中で挫折しちゃうのは、元々「”そそられない”のだけれど、一応言っておくか」的な計画を立ててしまったためというケースが多いのでは。

事業計画も一緒ですよね。ここが単なる目標と計画の差だと思います。目標はあくまでも結果評価のためのメジャーメント(尺度)。計画はまさにアクションプランで、実行する内容を明示するもの。実行することが楽しいと思えるような内容になっているかどうかが大切です。

 

という事で、弊社志事創業社の今年の「計画」ですが…

その壱:

「美しい」ビジネス創出のためのサポートを具体化します!

その弐:

プレシニア・シニア世代に「起業」を選択肢に加えてもらう活動を実施します!

その参:

世代の異なる(20歳以上)国内外のメンバーと協働イベントを実施します!

 

まずは収まり良く、三つに絞ってみました。

え? てんで具体的でないと?  そこはこうご期待ということで(笑)

【報告】日経BP社の冊子に、来年開催イベントの紹介記事を掲載いただきました

日経BP社さんが発行している、『リアル開発会議』2017 Winter 第9号に、来年3月に実施する『プレ青黒塾』に関する記事を掲載いただきました。

日経BP社(クリーンテック研究所)さんと一緒に、来年度開講を目指している事業開発アーティスト養成講座の先駆けです。

 

ロジックの積み上げだけでは、なかなか新しい事業の開発が生み出しにくくなっている今「好き嫌い」といったセンスを磨くことで、”美しい(Good)ビジネス”を生み出せるはず、というのがこの講座の意図です。ちなみに、ここで言う”美しい(Good)ビジネス”とは、人の心を前向きにする、商品・サービスのことで、シンプルなソリューション提案型のビジネスとは区別しています。

 

ぴんときた方は勿論、「なんだそれ?」と疑問がわいた方など、ぜひぜひ、プレ青黒塾を覗きにいらしてください。皆さんと一緒に、ビジネスの創り方の根本、考え直してみたいです。100歳時代のビジネスの創り方、これまで通りだけってこと、絶対ないはずだと思いませんか?(^^)

『プレ青黒塾』の案内、申込みはこちらから

【報告】立命館アジア太平洋大学で講演を実施しました

大分県別府市にある、立命館大学アジア太平洋大学(APU)をご存知でしょうか?

学生の5割が外国籍の方で、授業の多くが英語で行われるなど、キャンパス内はまさに”グローバル”そのもの。

別府湾を一望する景観も素晴らしく、「視野」も日常から広がる感じです(^^)

 

こちらで、教鞭をとられている塚田教授とのご縁から、今回ゲスト登壇させていただきました。内容は「起業」についてです。

就職というと企業に、特に大企業に勤めるという選択肢が通例となっている状況で、「仕事に関するオーナーシップ」について、「起業」という視点から参加皆さんとディスカッションする機会となりました。

中国や韓国の学生も混じっての討論、本当にこちらも刺激になりました。

あ、ちなみに講演に先立ちキャンパスの案内もしてくれたのですが、こちらは、タイとインドネシアからの学生さん。生徒が自律組織として、大学内の色々な運営業務を担っているのも印象的でした。

APUさんとつながったご縁。来年も何かご一緒できるようにと、別府温泉につかりながら、妄想を膨らませておりました。

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本日より、志事創業社は4年目を迎えます!

弊社、志事創業社の創立記念日は12月12日。「いちに、いちに」と前向きに少しづつでも前進できたらいいなぁという想いを込めて。

 

おかげさまで、今日より4年目を迎えることになりました。

「零歳起業」と洒落て新しいチャレンジに毎日ウキウキしていた1年目

実績を問われるようになり始めた2年目

新しい出会いから具体的に「志事」が生まれてきた3年目

ゆっくりとではありますが、止まらずここまでこれたこと、本当にありがたいです。

 

4年目のスローガンは「”死にぁ”しないよ、シニア起業!」 ちょっと挑発的な言葉ですが、私自身の実感を込めて。

100歳時代に「定年」を自分の人生に設けてしまう勿体なさ。幾つになっても進行形(Age100.ing)の豊かな人生を過ごす際に、「起業」の選択肢もありですよ~と、お仲間の皆様と身をもって示していけたらいいなぁと思っています。そして、美しい(Good)ビジネスを創るお手伝いを、沢山具体化したいなと。「美しい(Good)ビジネス」とは、心が前向きになる商品・サービスを提供することを意図しています。ビジネスを進めるほどに心が豊かになれる。そんなところに、ご一緒できたら、嬉しいなぁ…。

 

ここまでお世話になった皆様をお招きして、どどーんと感謝の集いでも開催できれば良いのですが、まだまだ分不相応。もうしばらく、じっくり進んでいきたいと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

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【ブログ】後継者を育てたいなら自分が身を引く -神々がお集まりの出雲で感じたこと③-

「小規模多機能自治」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 小規模多機能自治推進ネットワークでは、

小規模ながらも、様々な機能をもった、住民自治の仕組み。 言い換えると、概ね小学校区 域において、目的型組織や地縁型組織等のあらゆる団体が結集し、地域課題を自ら解決 し、地域運営を行う仕組み。

と定義しています。実は、雲南市はそのリーダー役。今回の訪問でその取り組みをスーパー公務員である板持さんや、一般社団法人スクナヒコナの浜崎さん、鍋山交流センターの秦さんらに、じっくりと伺ってきました。

「後継者を育てないなら自分が身を引けばよい」

それでなくても人口の少ない地域で様々な活動を積極的にしていこうと思えば、後継者の育成は一つの大きな課題と思っていましたが、質問への答えがこれでした。

最初、その意味が分かりかねましたが、ポイントは、「後継者をどう育てようなんか言っている暇があったら、まず自分が動く。それを見て、本気で動く人が出て来たら任せて、自分は新しい別の何かを目指す」ということかと。つまり後継者育成なんてことを言っている人に限って、自分が何もしないか、あるいはやり過ぎて周りの人の成長を妨げているということなのではないかなぁ。

 

地域で活躍している方からのこうしたお話が、本当に響きます…。

【ブログ】一人のお客様から始まる -神々がお集まりの出雲で感じたこと②-

世界に誇るべき日本の企業が、人口400人ほどの島根県太田市大森町にあることを、今回の訪問で初めて知りました。

中村ブレイスさんは義肢装具の会社。ベストセラーの『日本でいちばん大切にしたい会社』や、TV番組のカンブリア宮殿などにも取り上げられています。

創業者で代表である中村社長のお話をお聴きしました。

 

一人のお客様から始まる

「一人のお客様がいてくださったおかげで、十人、百人、やがて千人の方が喜んでくださるかもしれないと、夢を持つことができた。」

新規ビジネスの企画を練る時に、何気に使っている「市場規模」という言葉が、何とも自社視点の発言、もっと言えば利己的なご都合主義のコメントだと痛感しました。お客様を自分達の「採算」に合うか否かの規模で判断するという姿勢は、結局のところ、お客様との関係を維持し続けることを難しくし、ひいては離反を招くという事。

自社にとことん頼ってくれる(=信頼してくれる)お客様を、一人、また一人と地道に積み重ねていくことが、400人の町に世界から人を集める企業としての結果につながるのだなと、思いました。

 

 

【ブログ】非効率なことを大事にする  -神々がお集まりの出雲で感じたこと①-

旧暦の11月は神無月の呼称ですが、出雲では「神有月」。全国の神様が集まるこの時期に、大企業ビジネスパーソンの方々と出雲に行ってきました。

目的は多機能自治を推進している雲南市の状況や、日本よりひょっとすると世界で有名な地域企業である、群言堂さんや、中村ブレイスさんのお話をお聴きするためです。

本当に沢山の「神と触れ合うかのような時間」をいただき、実はまだまだ消化しきれていないのですが、逆に、余韻が残っているうちに、印象に残った点を書き残しておこうと思います。

・非効率なことを大事にする

ショーウインドウは勿論、中に入ってもすぐには商品も飾っていない店舗。

所せましと商品が並べられたり、これでもかと来店者の気をひこうとするディスプレイを見慣れた自分には、逆に心が落ち着き、じっくりとお気に入りを探そうという気持ちが生まれてきました。

これはほんの一つの例。

一直線でゴールに向かおうと躍起になっているうちに、実は同じところをぐるぐる回っている。効率や生産性の追求は、実はこんな問題を生み出しているのかもしれないと感じました。

「非効率なことを大事にすることは、長期的にみれば、実は効率的」

群言堂さんからいただいた言葉。噛みしめています。

 

ビジネス・シフトラボ 11月20日からスタートします!

一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワークさんとご一緒して、11月20日より『ビジネス・シフトラボ』の取り組みを実施します。

「ビジネスの興し方、あり方が大きく変化してきている時代に、企業はどう向き合うのか?」

個人では訪問アレンジの難しいサイトビジット(現場訪問)を通じ、「ビジネス・シフト」の様子を実感し、新しいビジネス創造に向けたスタンスを身につけていこうという試みです。

詳細、申込み等は弊社問合せページからご確認ください。

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「何をするのかよりもなぜするのか?」 ~プラチナ大学CSV実践コース最終日 

7月14日に始まった今年の『丸の内プラチナ大学』。CSV実践コースは11月2日に最終日(Day8)を迎えました。

8日間の締めくくりとして、参加者の皆さんから、想いのこもった実践プランをそれぞれに発表いただき、まさにこれからが「実践」のスタート。

そんな参加者の皆様に、熱く「エール」を送ってくださったのが、ゲストのロート製薬株式会社の河崎様。

震災後の東北での子どもたちとの出会いが、ご自身の考えや行動を変え、やがて仕事や組織も変えていった様子を、丁寧に力強くお話いただきました。

「何をするのかよりも、なぜするのか?」

この言葉が、自分自身への問いとして深く残ったしだいです。

勿論、「する/やる」ことが絶対の条件。その上での問いかけということですよね。

丸の内プラチナ大学の取り組みはこちらから

【お知らせ】丸の内プラチナ大学 CSV実践コースDay7の様子!

昨日(10月19日)、丸の内プラチナ大学 CSV実践コースのDay7を実施しました。

今回はゲストに

・株式会社リコー 環境事業開発センター所長 出口様

・コクヨ株式会社 城間様

のお二人をお迎えして、「チャレンジする」を視点にインプットトークをいただきました。

 

”まずはやってみる”

”仲間をみつける”

が、

”当初の想定を超えた地点にまでたどり着く”

ための、最初の大切な一歩と、共通して話されていたのが印象的でした。

 

「社会貢献×ビジネス=?」の公式を、本気で解きたい方に集まっていただいている本コース。いよいよ次回11月2日(木)18時半~ が最終にDay8になります。

受講生みなさんによる熱いピッチ(ショートプレゼンテーション)でどんな具体的アイデアが発信されるのか、ゲストにお迎えする「みちのく未来基金」「副業解禁」などで話題のロート製薬、河崎様からどんなお話しいただくのか、と~っても楽しみです。

これまで参加していないのだけれど、Day8最終日にだけ参加したいという方。当日のみの受付をしておりますのでご安心?を。

「現場」の熱気を、ぜひ、直接、感じ取ってください!

申し込み方法等はこちらから