【シニア・プレシニア起業】企画書は書き出す前にほとんど勝負は決まっている?

「企画書」で頭を悩ませている方が多いのではないかと思います。

・どうやったら(恐らくは頭の堅い)上司を口説ける「企画書」がかけるのか?

・クライアントに一発でOKと呼ばれる「企画書」はどうやって仕上げるか?

・VCが放っておかないパンチの効いた「企画書」にどう見せる(魅せるか)?

 

そこで、“良い企画書”を作成するために、皆さん時間と労力と知恵と場合によっては勇気も使う事になるわけですが、労多くして見返り(≒企画が通る)薄いのが現状ではないでしょうか?

私も、自分の「企画書作成能力」の低さを、何度も(アイデアレベルのものまでいれたら、それこそ人生で100本×30年としても3000回ぐらいか?)痛感していますが、今もって「通る企画書」の書き方がよく分かりません。

 

そんな私が、最近分かったことがあります。それは企画書は出来上がってからではなく、書く前に既に勝負がほとんどついているということです。言い換えると、

企画(書)を検討しているということは、まだやる気が関係者に無いということ

なのです。

 

つまりこういうことです。

企画(書)を通すという事は、アイデアを誰かが実行に移すという段階に入ることを意味するわけです。誰かが既に始めている事を書いたものは、「企画書」ではなくレポ―トというべきですね。関係者が既にやることを決めていることは、それは「企画書」ではなく「行動計画」とか「スケジュール(目標)」とか言われるわけです。つまり、企画(書)を検討している段階は、まだ関係者は何も決めてないし、様子見なのです。

「だから、良い企画書を書いて関係者を口説くんでしょ!」

はい、それはお説ごもっともなのですが、実際は企画書を見せてる段階で、大抵の相手は自分の態度が決められない、あるいは決めたくない状況にあると理解した方が良いのです。なぜなら、通す条件というのが相手に明確にない時にこそ。「企画書」が要求されるからです。何かやりたい意志(意図)がある人は、企画書によって動かされるわけではなく、自分のアイデアに相手がどう関われるのかだけを見極めているわけだから、丁寧な企画書は必要なし。やる気がない人は、断る(今は判断できない…も同じ)理由を探しているのだから、精緻な企画書ほど「突っ込みどころ」満載で嬉しい。

 

という事で、つまり

企画書はザクッと書いて、「この先聴きたいですか?」程度にとどめる

のがよろしいのかと。

もし、会社の中で、企画書のフォーマットが精緻に決まっていたり、企画書の決済ルートが複雑だったりしたら…悪いことは言いません。あなたがその企画を本当に実現したいなら、”良い企画書”の作成に時間をかけるのではなく、すぐにこっそり始めましょう。

【シニア・プレシニア起業】ビジネス誌も(少し)前向きになってきました

左が昨年2017年9月のタイトル → 右が今年2018年7月のタイトル

ここ数年のビジネス誌の定番特集ネタは「定年」

読者の不安を煽って、守りに入らせるような記事がほとんどだったのだが、今年辺りから少し様子が変わってきたように感じる。

今回の週刊ダイヤモンド誌では、「会社を買って社長になっちゃいましょうよ!」的なお話が出てくるなど、Age100.ingを謳う我が身としては、「おお! いい感じで言ってくださるねぇ」と、素直に嬉しい。

これまでと違う事をやる時に、不安や心配はつきもの。「うまくいかなかった時」のことは誰でも色々と想像できちゃうのだが、逆に「うまくいった時」の様子がなかなか具体的にわいてこない。だから、こういう特集こそ、面白い事例や方法を出して、読者の「可能性」を広げて欲しいのである。

 

先日、主に女性向けのセカンドライフ開発セミナーに参加させてもらったのだが、そこで登壇されていた方が素晴らしいコメントをされていた。

(失う事が怖い人に)「失うという事は、それまで持っていたという幸せをかみしめることでもある」

 

うーむ。この領域に、私自身は全然達していないのだが、「無いを嘆くのでなく、有るを語る」ことが、やはりシニア・プレシニアにとって、素晴らしい人生を歩む大切な視点であり、振る舞い方なのだと思った。

「これ好き!」をいかに自分が感じ、具体化できるか。100歳時代を豊かにする、大切なスキルかなと。

【起業】懐かしくて新しい「ポッドキャスト」に出演しました!

収録後の和やかな様子(左:こえラボの岡田代表,右:私)

ポッドキャストってご存知ですか?

なんてお聴きすると、「インターネットって知ってますか?」ぐらいの質問かもしれず、ひょっとすると笑われてしまうかもしれませんね。

でも、意外に名前だけ聞いたことあるけど使ったことはない、という方も多いのでは。私も、その一人でしたが、先日、あるご縁から、ポッドキャストの「番組」に出演させていただくこととなりました。

 

こえラボ代表の岡田さんが運営されている「経営者の志」というプログラムで、お話させていただきました。自分の話が、どうもタイトル負けしているような気もしますが、岡田さんの素敵なリードで、楽しく語らせてもらいました。
*聴いてみたい! という方は添付URLから、お時間取っていただき、ぜひぜひ!

「経営者の志」志事創業社 臼井清

ポッドキャストというメディア。昭和時代に社会人デビューしている自分には、これが何とも懐かしく新しい感じなのです。

受験勉強しながら聴いた(当時は”ながら族”とか言ってたっけ)深夜ラジオ番組のような雰囲気であり、動画による発信が全盛の今の世の中で、音だけに情報を集約して伝える面白さがありました。リスナーとなる方も、「じっくり聴こう」という方が多そうで、”衝撃映像”を求めてザッピング(≒あちらこちらをつまみ食い)を重ねる方より、親近感を最初から持っていただけそうです。

*ポッドキャストでは、動画や写真、文章なども張り付けられるそうなので、決してシンプルな音声メディアということではないようですので念のため。

 

起業すると、自社事業のPRは必須。そのやり方は、外してはいけない定番に加えて、自分らしさで臨めるやり方があるのだと、今回改めて思ったしだいです。ピコ太郎(既に古典か?w)のような動画が似合っている人もいれば、声だけで語るポッドキャストがピッタリの人もいるでしょう。特に、シニア,プレシニアの起業家は、自分らしさを出しやすいメディアが何かを吟味することは、大切だと思います。長く経験を重ねてきた自身の人柄や想いが、最大の”魅力”なのですから、まずはそこが一番伝わる方法を考えるべきかなと。

 

岡田さん、貴重な、そして素敵な機会、ありがとうございました!

株式会社こえラボのHPはこちらから

 

【起業】家族を説得するには? -正直シニア起業ってどうなの?③-

「家族(嫁さん)には、どうやって話したんですか?」

プレシニア・シニア起業にあたっての、大いなる「壁」の一つに家族の説得があるようです。確かに、一番近しい人たちの賛同を得られなければ、たとえ起業したとしても、うまくいくことは難しいでしょう。

 

私も、「(嫁さんを説得する)何かうまい方法はあるか?」といった相談を受けることがありますが、結論から言ってしまうと、誰にでもあてはまるような説得の仕方って思いつかないのです。

私自身の例を挙げると、事前にああでもこうでもないと会話(説得)のシミュレーションをさんざんしたあげく、意を決して切り出したところ、二つ返事でOK。

「だってあなた起業したがってたじゃない」の拍子抜けするほどのコメント。その後、間髪入れずに「教育費と生活費は一円もまからへんからね」(注:嫁さんは生粋の関西人です)の一言で、むしろ退路を完全に断たれた感じの雰囲気。説得よりも何よりも、きつい叱咤激励をこちらが受けたというのが正直なところでした。

いえいえ、私の嫁さんが素晴らしい人だからという話ではないのです。家族ほどに近しい人は、「起業したい」の本気度を、それこそ本気で確認してくるという話です。日頃の様子をじっくり見ていたり、あるいは、相談と言いつつ色々とこちらが並べる言葉に詰問してみたり。

家族のネガティブな反応でひるむくらいの覚悟だと、とても起業なんかできやしませんよと、一番の協力者たる人たちは、思ってくれてるわけですよね。

子どもが結婚話もってきたら、まずはちょっと反対してみる、といった昭和の親御さん的態度のようなものかもしれません。親の反対ぐらいで気持ち揺らすなと。最も最近は、結婚話もってくること自体、珍しいことかもしれませんが。あ、これも起業と似ているかな。

 

家族の説得を真剣に悩めるようになったのなら、いよいよ起業間近ってことですね。安心して、うんうんと悩みましょう(^^)/

【起業】正直、(プレシニア)起業ってどうなの(時間編②)

「自由時間が意外に少ないこと」 ネット調査による”起業して困ったこと”の上位項目

起業してから、いただくコメントの一つに、「自由に時間が使えて羨ましいです」というのがよくあります。

実際に、自分で予定を立てないと、何も進まないというのは本当で(参考:時間編①)これを指して”自由”というなら、まさにその通りです。けれど、自由に使えるかというと意外にそうでもないです。

雑事、細事に忙殺されるということもありますが、実は思った通りにスケジュールが組めないからなんです。

 

自分でアポイントの時間はなかなか指定できない 

起業仕立ての頃は特にですが、毎日が営業(普及?)活動のようなもので、面と向かってお話を聴いていただけるような機会があれば、飛んでいきますと言う感じ。「就業時間が終わってから」「土日なら」と、”お仕事”の時間以外を頂戴するところから始まるわけです。こちらは”仕事”のつもり満々ですが、相手の方からすれば当然です。

ということで、大概の予定は企業で働いている頃とは違う時間帯に入ります。しかも、こうした時間帯のアポは、「ごめんなさい会議が伸びちゃって」「家族から急に頼まれて」「プライベートな行事が入って」と、リスケになったりキャンセルされたりする確率が高いわけです。スタンバイしていたのに突然時間ができる(暇になる)。好きに使えそうで使えない時間が増えるという感じでしょうか。

 

じゃぁ美術展でも行ってみるか

予定通りにならないケースが日常になってくると、時間に対する考え方が、企業勤めの頃と変化していることに気がつきました。

まずは臨機応変さ。ぽかっとあいた時間に対して、「よっしゃ~」と思えるように(思うように努めるように)なりました。「この時間、ぼけっとしよう」とか、「おっとじゃぁ気になってた美術展にでも行ってみるか」とか。ともかく「なんだよ折角予定してたのに~」とネガティブに考えることはしないようになります。

そして、「時間」の長さとできる中身を意識するようになったこと。「1時間あれば、お茶と軽く読書はできる」「3時間あれば映画いけちゃうな。まてよ真面目にプレゼン資料一つ作れるな」「半日あいたから実家に顔出しておくか」…。これぐらいの時間があれば、あれはできる、これは無理みたいなことが、何となく整理されてとっさにイメージできるようになります。

 

 

スケジュールを忘れては元も子もない

起業して、時間を「資産」として考えるようになったと言うと大袈裟ですが、どう使おうかと積極的に考えるようになったのは間違いありません。

こんな感じで、時間に対する考え方が変わり、これは良いわいと、実は自画自賛していたのですが、先日やらかしてしまいました。アポイントをすっかり翌日と取り違えてすっぽかしてしまったのです! 臨機応変が行き過ぎて、相手の時間をいただくというところが、すっぽり抜けていました。時間はどちらにとっても大事な資源。超反省。

 

起業の実態② (自由)時間は増えないが時間の使い方に関して幅が広がる

 

 

 

【起業】正直、(プレシニア)起業ってどうなの?

”年金受給開始 70歳超も 高齢者に就労促す” 日本経済新聞 2018/1/17より

「いやぁ参ったなぁ。少なくとも70歳までは働き続けなきゃいけないってこと? 雇ってくれるところなんてあるのかなぁ…」

お国の政策にも、いよいよ人生100歳時代が色濃く反映されてきました。多くの”大企業”には定年制度があるのに、「その先も頑張ってね」って言われても、一体どうすればいいのか? 不安にもなります。

”ハローワークに高齢者の再就職支援の窓口を増やしたり、起業をめざす高齢者を事務手続きや融資の面で支援したりする…”ことだそうで、サポートはお国のほうでも多少は考えてくれている様子です。

とは言え、「定年後ってどうなってんの? 起業するってどんな感じなの?」…って辺りが、現役の今この時点で多少なりとも自分でイメージできないと、どう動くか、何を支援してもらえばよいのかも分かりません。

ということで、私自身の(プレ)シニア起業の実態に加えて、周りの方々のご様子を、硬軟合わせて(キラキラからしくじりまで)今後こちらで、適宜ご紹介していこうと思います。

 

「定年後」の巷に溢れる情報は全て赤の他人の話です

あれれ、いきなりとんでも無い話をしだしたと思われますよね。「紹介とか言っておきながら、どういうつもりだよ!」と叱責もいただきそうです。でも、ここはしっかりお伝えしたいです。ロールモデルとかシミュレーションモデルとかに自分の「正解」はないのです。

いえいえ、巷の情報が参考にならないと言っているわけではないのです。あくまでも「参考」にとどめてくださいということです。人生のシナリオは自分で決めて描くもの。決して、他人様の書いたものを演じるわけではないということです。

 

年間のカレンダーが書けない!

偉そうな事書きましたが、実は起業したての頃にあまりに情けない自分に気づいたからこそなんです。

年末に翌年のカレンダーに「休日」をどこに設定するかを決めて記入するのが、個人的恒例行事になっていたのですが、起業して初めての年末に(わが社の創業記念日は12月12日ですw)その行事をしようと思ったら、はたと手が止まってしまったのです。

「あれ? 私、いつ働いて、いつ休むの?」

会社勤めの頃は、年間スケジュールなるものが配られ、そこに土日他の休業日が明確に示されているわけです。つまり、働く日時は会社が決めてくれいたんですね。この状態に慣れ親しんでいた自分は、自分の会社のスケジュールすら満足に決められなくなっていたわけです。赤の他人に、完全に委ねているなぁと思い知らされました。

実は後日談があります。先輩起業家の方にこの体験談をしたところ、「起業して休日からスケジュールしようとする発想自体がとんでもないよね」と大笑いされました。確かにそうですよね。

 

起業の実態① スケジュールは自分が決めないと誰も決めてくれない

こちら、実は定年後も一緒なので念のため(笑)

【ブログ】「定年」は起業の適齢期?! ①

「定年」関係を特集したビジネス誌を、これ幸いに?と読み漁っています(^^;)

お金と仕事が、どうやら読者の二大関心事の様子。その中で、まだまだ全体に占める分量が少ない気もしますが、「起業」を扱ったページもあるので、一体どんなことが書いていあるかを、自分の実感と比べてみることにしました。

 

「ゆる起業」

シニア起業のカリスマ指南役となっている片桐美央さん、銀座セカンドライフ代表取締役のコメントとして、数誌に掲載されているキーワード。

実は私も、起業仕立ての頃に、セカンドライフビジネスコンテスト(2015)に参加して、何と”ベストプレゼン賞”をいただいているのです(プチ自慢) …まぁ、そんなことはともかく、この「ゆる起業」の考え方は、3年間やってきた自分の実感としても、良いアドバイス(ヒント)だなぁと思います。

1.楽しいと思える

2.やりがいを感じる

3.経験を生かす

4.利益ばかり追求しない

5.健康が一番

一点、補足とすれば、3の「経験を生かす」は、気づいたら結局そうなっているというのが、良いような気がします。未知の分野にも、面白そうだから、あるいはたまたま縁ができたから飛び込んでみたら、意外に過去の経験が役立ったという方、周りに何人もいます。

 

「起業3年目が分かれ道」

”現役時代の年収に届くのは、開業後2~3年目頃が多く、仕事への手応えを感じると同時に事業継続の分かれ道になるタイミングになります”

ひょえ~っ! そうなんですか? だとしたら弊社は相当に成長スピードがのろいのかも。

”最も危険なのは、赤字が出続けているおにズルズルと投資するパターン”

実際に「定年前後」で起業して、少数派ながら「破たん」してしまった人を知っていいます。でもね、事業が「破たん」しただけで「生活」までは破たんしてませんでした。

成長スピードや、規模の大小を、シニア起業の成否の尺度にしないほうが良いと思います。起業後3年でチェックすべきは、「お客様」が増えてきているかどうか、この一点ではないかなと。事業収入より、お客さんからの信頼の多寡が、事業の継続可否を決めるし、何より自身の”起業満足度”を左右すると思います。

あれ? 「ゆる起業」の話題の割には、堅い結論だったかも。

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参考

『50歳から考えるお金と仕事2017』日経キャリアマガジン

『定年後の幸せマネープラン』日経おとなOFF 2017/11

『定年後の仕事選び』週間東洋経済 2017/9/30

『定年後の歩き方』週間ダイヤモンド 2017/9/2

【ブログ】AIとの差別化はシニアがお得意⁉ AIスピーカーに感じるもやもや

「AIスピーカー」の話題が盛り上がっていますね。私たちの日常生活の中にある「コミュニケーション」の大部分が、今や「機械」を通じて行われているので、これぐらいのものが出てきても、もはや驚きなどないかもしれません。

 

ちょっとお恥ずかしい話ですが、以前、我が家の子供たちのスマホの使い方が尋常でなかったので、激オコしたことがありました。

「人生で最も感受性が高い時期に、スマホの小さい画面だけに閉じこもっているなんて、勿体なさ過ぎない? 道具に使われいて、自分をすり減らしてないの?」

昭和のお父さんの声がどこまで通じたかは分かりませんが、彼らなりに思う事はあった様子。自分自身も、改めて、デジタル・コミュニケーションについて、色々と考えをめぐらすきっかけになりました。

 

そんな折に見つけた本がこちら。

『一緒にいてもスマホ』シェリー・タークル著

(Reclaiming Convesation The Power of Talk in a Digital Age)

 

曰く、”会話を取り戻すことが、人間のいちばん基本的な価値を取り戻す第一歩”,”今の私たちは沈黙から逃げてばかりで、それを味わおうともしない”,”スマートフォンのアプリケーションは…私たちの注意を奪って利益を得ているのだ”

 

このような主張には、恐らく反対意見が凄く寄せられると思います。

「進歩を積極的に受け入れられない、昔は良かった派」「マイナス面だけに着目してプラス面(可能性)を否定する偏屈」等々。

 

でも、昭和のお父さんは、著者のシェリー・タークル氏に激しく同感です。特に、この見方。

”私たちは機械相手に真剣に本物そっくりの会話をする方法を学習しているのだ”

そうなんです。”周りの人が話を聴いてくれないから”、”沈黙の時間に耐えられないから”等と言って「機械」に解決を求めることは、その状態を避けて慣れるだけのこと。ちょっと不快な状態を受け入れる寛容さの先にある人間通しのつながりが無くなるとしたら、それは他人への無関心。マザーテレサの言う、「愛」の反対の状態になるわけですよね。

 

テクノロジーの進歩による、新しい可能性に関して、目をつむる必要は全くないと思いますが、便利だからというだけで失っている大切なものに気づかないのも問題ですよね。

AIスピーカーに「愛」を感じる前に、隣人を愛せる能力が身についているかを確認してみたほうが良いような気がします。

その点、面倒くさい方法で「愛」を得ようと失敗を重ねてきた、今のシニア世代。AIとの差別化にはもってこいの経験を沢山積んでいるのではないでしょうか…愛ある楽観主義でそう思います。

 

【ブログ】コップの水が半分…の比喩がいまひとつなわけ ”脱!「残高」の人生”

「人生100歳時代」が花盛りの様子です。

書籍、雑誌、セミナー、SNS…話題にならない日はないくらい。

”Age100.ing”(人生幾つになっても進行形)を標榜する身としては、ありがたいことなのですが、取り上げ方でちょっと気になるところも。

 

代表例が「老後破産」とか「下流老人」といった”長生きリスク”を煽る内容。あるいは「切れる老人」とか「逃げ切り世代」とかいった”社会のお荷物”的視点での物言い。

 

そりゃぁ、だれだってこれからの人生が不幸になんかなりたくないし、惨めな生活なんてしたくないでしょう。漫然とした不安は持っていて当然なんです。だから「老後資金は3000万円では全然足りない!」とか言われちゃった瞬間にどぎまぎしちゃうんです。

そうなると「今より悪くならないよう」に、真面目にこれから先の人生を考えている人ほど、何とか自分の力で”守ろう”という意識が働くことになります。もっと進むと「自分だけはそうはなるまい」と努力しだしちゃう。

うーん。これって「残高」で人生を生きるってことですよね。

 

「コップの水が半分の比喩がいまひとつなわけ」

「コップの水が半分となった時、あと半分しかないと思う人と、まだ半分もあると思う人がいます」ってお話はご存知ですよね。人生100歳時代としては、”まだ半分”ってことで前向きに! って話の比喩として使われるネタです。でも、”あと半分”も”まだ半分”も、結局「残高」での発想のような気がします。

だって、コップに溢れんばかりの水をこれから注ぐって選択肢だって、あっていいわけですよね~。少なくとも、そんなイメージもっても良いのではないかと。今あるものだけでなく、これからどんどん付け足す。こんな「足し算」の姿勢が、幾つになっても進行形の一つではないかと。

 

ということで、人生100歳時代はまだまだコップに「注ぐ」と。それも水だけでなくてアルコールとか。

…これだと、”飲み過ぎ注意”には気を付けないといけないかもですけどね(^^;)

 

 

【ブログ】本が読めるってシニア起業に結構いいかも

私の年代(昭和30年代生まれとまるっとくくりますw)の夏休みの宿題定番は読書感想文。課題図書と自由図書?の二冊は、必ず読・ま・さ・れ・た、記憶があります。夏休みの最後の方に、慌てて読んで、あらすじだけ書いて出したら、「もっと自分が感じたことを書きましょう!」と指導されたもんです。

と、懐かしさに浸っていたら、ネットで読書感想文が購入できるとの話題が盛り上がっていました。今も、読書に悩まされている生徒さん(&親御さん?)が沢山ということでしょうか…。

で、シニアの方に「感想文代筆業がお勧め!」ということが言いたいわけではありませんので、念のため。

 

読書の良さ その壱 

「つまらない時間に馴染む」

電車の中で回りを見渡すと、ほとんどの方がスマホの画面とお付き合い。

隙間時間を惜しんで学びに…という方もいると思いますが、ほとんどの方は暇つぶしではないかと。そう、つまらない時間に耐えられる人、今の時代そういません。

読書って、このつまらない時間に馴染む道具としてとっても良いと思います。

なんでつまらないことに馴染むのが良いのか? それは、「見知らぬもの」「理解難しいもの」などを受け入れる巾が広がるからです。多様なものの見方の基礎作りができるとも言えます。作者/編集者が面白いと思って世に出した本がつまらない。それだけで、世の中にあるものの見方の違いを知る機会になりますね。

読書量の多いシニア(起業家)は自分と異なる意見に多く触れている(はず)ですから、異なる意見もうまく取り入れることできそうじゃないですか。何より、今までつまらなかったものが、面白いに変わる可能性が増えそうです。

 

読書の良さ その弐 

「足りないところ埋める(行間を読む)」

何せ、文章って情報量少ないんですよ。動画見慣れてる目にはもうまどっろこっしぃ。で、何が言いたいの? って感じ。

ところがこれが、妄想力を鍛えてくれます。まさに行間を埋めていかないと成り立たないわけですから。

読書で鍛えたシニア起業家は、情報量少ない中で、バラエティ溢れるアイデアを生み出す想像力が養われ、ビジネス創造の基礎力がついてくるというわけです。え? これこそ妄想ですかね?(^^;)

 

読書の良さ その参

「その他もろもろ」

他にも読書の良さって一杯ある気がするんです。あはは、何とも適当ですみません。その壱もその弐も、ひょっとすると読書でなくても鍛えられるかもしれませんね。でも、この適当さ加減を許容してくる幅が、読書は広いと感じています。

自分のリズム、スピード感、想像力に応じて、色々と考えさせてくれる。失敗したって(積ん読だけでも)その気になったら何度でも読み返せるし、著者の意見はいつも変わらずそこにあるし(笑) どんどん流れていく沢山の情報洪水の中にいる現代で、こうした形のメディアの良さって、やっぱりあると思います。

 

シニアの読書家って、今の時代に良い味を出せるんじゃないかな。