【アート】キャノン・ミュージアム・キャンパスで「ミニ授業」♪

今週の月曜日(4月23日)。西洋美術館で、キャノン・ミュージアム・キャンパスが開催されました。休館日に大学生にじっくり美術作品に触れてもらおうという企画。アートナビゲーターとして「ミニ授業」(作品解説)のお手伝いをさせていただきました♪

『プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光』

担当した作品は《バリューカスの少年》と《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》の二作品。

6~7分で、絵画作品の魅力や見どころを伝えるという役割なのですが、学生さん達と作品の出会いが素敵な時間になるようにと、かなり緊張しつつ張り切っちゃいました(笑)

皆さん、真剣に耳を傾けてくれて、また、熱心に質問してくださる学生さんもいらして、このイベントを楽しんでくれている事が伝わってきました。

交代の時間を利用して、他のナビゲーターの「ミニ授業」を聴けたことも、とっても学びになりました。魅力を伝えるって、本当、単に知識を伝達するってことではないなぁと。

キャノン・ミュージアム・キャンパスを担当したアートナビゲーターの皆さんと(午前の部)

キャノンさん、いい仕事されてるなぁ~(いえ、お世辞じゃなくて)。 次回は兵庫で実施されるそうです。

キャノン・ミュージアム・キャンパス

そう言えば、昨年、印象に残った東京国立博物館での『綴プロジェクト』も、キャノンさんのサポートでした。

 

【アート】”写真倶楽部”の午後

昨日(2018年3月17日)の午後、普段、居候的にお邪魔している、3×3Lab Futureの第1回写真倶楽部のイベントに参加してきました♪

”3×3Lab Future写真倶楽部は、写真を通じて、そこに生まれるストーリーや体験を共感・共鳴するために発足”した部活動。初回は写真好きの方が集まって、春の皇居付近で撮影会兼ねた散策からということで、途中から飛び入り参加の私にも、非常に楽しい時間となりました。

「プロでしょ!」という方から、スマホでパチリの散策中心の方まで、撮影のスキルは様々でも、写真を撮るという一緒の体験を通じて、様々な発見もありました。

今回のイベントでは、参加者が写した当日のとっておきの3枚をお互いが見合い(でっかいモニターに投影)、コメントを交わす時間(お気楽なほとんど飲み会の歓談)があり、これがとても良かったです。当たり前と言えば当たり前なのですが、同じ場所、時間を過ごしていても、感じるところが、人によって本当に様々に異なることが実感できます。画面の切り出し方や、素材の選び方など、もう本当に色々。「そこですか~!」の新鮮な驚き満載。加えて、上手な方のテクニックも解説付きで教えてもらえるし、参加して良かった~♪

 

で、写真倶楽部での素敵な時間に気をよくして、アート部!の発足のお知らせ。

ただいま発起人メンバーたちで企画中です♪ こちらは、アート好きな方もそうでない方にも、アートの持つ様々な魅力・可能性を、感じてもらえる機会を提供していこう、何より自分たちで参加者皆様と楽しんでしまおうという活動です。

記念すべき第1回のイベントは4月13日の夕刻に3×3Lab Futureで開催することが決定! 詳細は近々に告知いたしますので、予定をあけていただき、こうご期待です。写真倶楽部とも、どしどし連携しちゃいたいです。

こんな活動通じて、自分の感度をどんどん上げて、《美しいビジネス》を創る人が増えたら良いなぁ~

PS 掲載写真は当日、自分が撮影した『春のテクスチャー』シリーズ(^^;)から抜粋でした

 

【起業】家族を説得するには? -正直シニア起業ってどうなの?③-

「家族(嫁さん)には、どうやって話したんですか?」

プレシニア・シニア起業にあたっての、大いなる「壁」の一つに家族の説得があるようです。確かに、一番近しい人たちの賛同を得られなければ、たとえ起業したとしても、うまくいくことは難しいでしょう。

 

私も、「(嫁さんを説得する)何かうまい方法はあるか?」といった相談を受けることがありますが、結論から言ってしまうと、誰にでもあてはまるような説得の仕方って思いつかないのです。

私自身の例を挙げると、事前にああでもこうでもないと会話(説得)のシミュレーションをさんざんしたあげく、意を決して切り出したところ、二つ返事でOK。

「だってあなた起業したがってたじゃない」の拍子抜けするほどのコメント。その後、間髪入れずに「教育費と生活費は一円もまからへんからね」(注:嫁さんは生粋の関西人です)の一言で、むしろ退路を完全に断たれた感じの雰囲気。説得よりも何よりも、きつい叱咤激励をこちらが受けたというのが正直なところでした。

いえいえ、私の嫁さんが素晴らしい人だからという話ではないのです。家族ほどに近しい人は、「起業したい」の本気度を、それこそ本気で確認してくるという話です。日頃の様子をじっくり見ていたり、あるいは、相談と言いつつ色々とこちらが並べる言葉に詰問してみたり。

家族のネガティブな反応でひるむくらいの覚悟だと、とても起業なんかできやしませんよと、一番の協力者たる人たちは、思ってくれてるわけですよね。

子どもが結婚話もってきたら、まずはちょっと反対してみる、といった昭和の親御さん的態度のようなものかもしれません。親の反対ぐらいで気持ち揺らすなと。最も最近は、結婚話もってくること自体、珍しいことかもしれませんが。あ、これも起業と似ているかな。

 

家族の説得を真剣に悩めるようになったのなら、いよいよ起業間近ってことですね。安心して、うんうんと悩みましょう(^^)/

【アート】”素材”を見せる/魅せる

Un moment dune femme フランク ホーヴァット写真展

美術展や写真展の主役は何と言えば? 当然、展示されている「作品」ということになりますよね。

展覧会へ足を運ぶ理由は、お目当ての「作品」を見たさにというのが、一般的ではないでしょうか。しかしてこの主役たちが、どのように展示されているのかも、これまた楽しみの一つという方もいらっしゃるのでは。私もその一人です。「作品」との出会いを、どのように演出してくれるかによって、随分と印象が異なってきますしね。

 

先日、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催されている

フランク ホーヴァット写真展』

に、「とびラー」仲間にお誘いいただいて行ってきました。(*今回は、写真撮影OKの企画ということで、遠慮なく撮らせていただきましたw)

この展示の仕方自体も、何とも素敵。照明と壁面の開口部をうまく使って、陰と陽の光の具合やら奥行き感の演出がいい感じ。シャネルなのに、”障子越し”とか”違い棚のしつらえ”のような和風の味わいを勝手に受けつつ、作品を堪能しました。

「そりゃぁ業界が業界ですからね」って感想もあるでしょうが、こういう見せ方の工夫、実は”普通のビジネス”でも、とっても大事だと思います。特に、企画を通すとかいった場面では。

物凄く良いアイデアも、そこにポンと置いてあるだけでは、その良さが伝わらないだけでなく、全く気づいてもらえないことも。一方で、単に派手に目立つように見せたからといって、必ずしもポジティブに捉えてくれるとは限りません。中身が伴わない時は、かえって批判にさらされることもあり得ます。

「見せ方/魅せかた」の工夫は、”素材”(アイデア)の具体化にとっては、やった方がいいではなく、やらなければ駄目な作業、省けないプロセスなのです。

この工夫の技、直に触れることができるのが、展覧会と言ったら、飛躍し過ぎかもしれませんが、こうした感性のトレーニングは、もってこいの場所と、本気でお薦めします。

ということで、この日は、何と銀座のギャラリーを7つも巡るという、豪華過ぎる?トレーニングに…って、これは「趣味」の領域ですかね、やはり? でも趣味の勢いで仕事するのが大事なんだなぁ…あ、また飛躍し過ぎか?(^^)

 

 

 

【アート】《美しいビジネス》のための参考図書①

《美しいビジネス》に惚れてます~♪ ということで、新規ビジネス創出にはアート的センスが不可欠として、このテーマをとことん追求していくことにしました。

詳細はこちらから

で、関係しそうな書籍、セミナー、映像、展覧会?などなど、色々とインプットも重ねているところです。その中から、「お! これは~!」というものに出会ったら紹介することにいたしました。

第一弾がこちらの著作。

『世界を変えた6つの「気晴らし」の物語 新・人類進化史』

WONDER LAND      HOW PLAY MADE THE MODERN  WORLD  by Steve Johnson

 

「ビジネスを創出するには遊び心も大事」なんてことは私も言ったり、聞いたりしてきましたが、こちらの本では

“…遊びではしょっちゅうルールを破って新しい慣習を試すので、そこからさまざまなイノベーションが芽を出し、最終的にはるかにしっかりした重要な形へと発展する”

と、遊びこそが要諦と興味深い歴史的事実から言いきっているところが、とても素敵。なるほど感も満載です。

そう言えば、「この人面白いなぁ」という遊び人の風体の方に、いわゆるできるビジネスパーソンが多い印象。仕事ができるから遊ぶ余裕もあるのかと思いがちですが、因果関係?は実は逆だったのかも。まぁ、遊んでるだけの輩も多いのかもしれませんが…(自嘲気味)…はたから見て「遊んでるだけ」に、凄いネタ(≒種)が潜んでいる可能性大とも、この本から教えられます。

《美しいビジネス》に関わる、ドンピシャ(古いか)の内容を本文から…

”文化の変容は、重要な考えが積み重なり、一つの洞察がさらなる洞察への扉を開くから起こる場合もある。差し迫った必要性から、基本的な生存のニーズを満たしたい欲求から起こる場合もある。しかし、文化の変容は、人間が古い経験に飽きて、新しいものに飢えるから起こる場合も同じくらい多い。これは遊びとイノベーションの能力の奇妙なパラドックスである。遊びが人間を本能と本性からそれるほうに導くのは、人間の本能と本性のためでもある。”

よしっ! 今日も”遊び”に行こう!

 

 

【アート】”美しいビジネス”が好き!

子供に残すべきはカネより「STEAM教育」だ 日経ビジネスオンライン2017/01/12
STEAM(スティーム)とは、サイエンス(科学)の「S」、テクノロジー(技術)の「T」、エンジニアリング(工学)の「E」、マセマティックス(数学)の「M」、にアート(芸術)の「A」を加えた頭文字。AIなんぞに仕事が”奪われる”時代に身に着けておきたいジャンルということになるそうです。

これ、結構大変な話だと思いつつ、一方でここにアートが入ってきたこと、実はとっても大賛成なんです。

ソリューション(問題解決)型のビジネスは美しさを感じない
人様の困りごとを解決するのがビジネスの要諦。ということで、課題や問題を突き詰めるのがビジネス創出の基本と言われていますが、どうもこのアプローチだけでは心そそられる商品やサービスが生まれてこない気がしています。人の心を前向きにするような”美しい”ビジネスには、アート的な側面がどうしたって必要なのではないかと思うのです。ざくっと概念を表すとしたらこんな感じ。
そうなんです。これから新しいビジネスを生み出そうと思う際には、感性もロジック同様に磨かないといけないと思うのです。
この辺り、今年は熱心に探究していきます。(こちらのブログでも色々と扱いますよ~)だって、ビジネス創造に絶対にアートが役立つものと、私の感性が言ってるものですから(笑)

【起業】正直、(プレシニア)起業ってどうなの(時間編②)

「自由時間が意外に少ないこと」 ネット調査による”起業して困ったこと”の上位項目

起業してから、いただくコメントの一つに、「自由に時間が使えて羨ましいです」というのがよくあります。

実際に、自分で予定を立てないと、何も進まないというのは本当で(参考:時間編①)これを指して”自由”というなら、まさにその通りです。けれど、自由に使えるかというと意外にそうでもないです。

雑事、細事に忙殺されるということもありますが、実は思った通りにスケジュールが組めないからなんです。

 

自分でアポイントの時間はなかなか指定できない 

起業仕立ての頃は特にですが、毎日が営業(普及?)活動のようなもので、面と向かってお話を聴いていただけるような機会があれば、飛んでいきますと言う感じ。「就業時間が終わってから」「土日なら」と、”お仕事”の時間以外を頂戴するところから始まるわけです。こちらは”仕事”のつもり満々ですが、相手の方からすれば当然です。

ということで、大概の予定は企業で働いている頃とは違う時間帯に入ります。しかも、こうした時間帯のアポは、「ごめんなさい会議が伸びちゃって」「家族から急に頼まれて」「プライベートな行事が入って」と、リスケになったりキャンセルされたりする確率が高いわけです。スタンバイしていたのに突然時間ができる(暇になる)。好きに使えそうで使えない時間が増えるという感じでしょうか。

 

じゃぁ美術展でも行ってみるか

予定通りにならないケースが日常になってくると、時間に対する考え方が、企業勤めの頃と変化していることに気がつきました。

まずは臨機応変さ。ぽかっとあいた時間に対して、「よっしゃ~」と思えるように(思うように努めるように)なりました。「この時間、ぼけっとしよう」とか、「おっとじゃぁ気になってた美術展にでも行ってみるか」とか。ともかく「なんだよ折角予定してたのに~」とネガティブに考えることはしないようになります。

そして、「時間」の長さとできる中身を意識するようになったこと。「1時間あれば、お茶と軽く読書はできる」「3時間あれば映画いけちゃうな。まてよ真面目にプレゼン資料一つ作れるな」「半日あいたから実家に顔出しておくか」…。これぐらいの時間があれば、あれはできる、これは無理みたいなことが、何となく整理されてとっさにイメージできるようになります。

 

 

スケジュールを忘れては元も子もない

起業して、時間を「資産」として考えるようになったと言うと大袈裟ですが、どう使おうかと積極的に考えるようになったのは間違いありません。

こんな感じで、時間に対する考え方が変わり、これは良いわいと、実は自画自賛していたのですが、先日やらかしてしまいました。アポイントをすっかり翌日と取り違えてすっぽかしてしまったのです! 臨機応変が行き過ぎて、相手の時間をいただくというところが、すっぽり抜けていました。時間はどちらにとっても大事な資源。超反省。

 

起業の実態② (自由)時間は増えないが時間の使い方に関して幅が広がる

 

 

 

【起業】正直、(プレシニア)起業ってどうなの?

”年金受給開始 70歳超も 高齢者に就労促す” 日本経済新聞 2018/1/17より

「いやぁ参ったなぁ。少なくとも70歳までは働き続けなきゃいけないってこと? 雇ってくれるところなんてあるのかなぁ…」

お国の政策にも、いよいよ人生100歳時代が色濃く反映されてきました。多くの”大企業”には定年制度があるのに、「その先も頑張ってね」って言われても、一体どうすればいいのか? 不安にもなります。

”ハローワークに高齢者の再就職支援の窓口を増やしたり、起業をめざす高齢者を事務手続きや融資の面で支援したりする…”ことだそうで、サポートはお国のほうでも多少は考えてくれている様子です。

とは言え、「定年後ってどうなってんの? 起業するってどんな感じなの?」…って辺りが、現役の今この時点で多少なりとも自分でイメージできないと、どう動くか、何を支援してもらえばよいのかも分かりません。

ということで、私自身の(プレ)シニア起業の実態に加えて、周りの方々のご様子を、硬軟合わせて(キラキラからしくじりまで)今後こちらで、適宜ご紹介していこうと思います。

 

「定年後」の巷に溢れる情報は全て赤の他人の話です

あれれ、いきなりとんでも無い話をしだしたと思われますよね。「紹介とか言っておきながら、どういうつもりだよ!」と叱責もいただきそうです。でも、ここはしっかりお伝えしたいです。ロールモデルとかシミュレーションモデルとかに自分の「正解」はないのです。

いえいえ、巷の情報が参考にならないと言っているわけではないのです。あくまでも「参考」にとどめてくださいということです。人生のシナリオは自分で決めて描くもの。決して、他人様の書いたものを演じるわけではないということです。

 

年間のカレンダーが書けない!

偉そうな事書きましたが、実は起業したての頃にあまりに情けない自分に気づいたからこそなんです。

年末に翌年のカレンダーに「休日」をどこに設定するかを決めて記入するのが、個人的恒例行事になっていたのですが、起業して初めての年末に(わが社の創業記念日は12月12日ですw)その行事をしようと思ったら、はたと手が止まってしまったのです。

「あれ? 私、いつ働いて、いつ休むの?」

会社勤めの頃は、年間スケジュールなるものが配られ、そこに土日他の休業日が明確に示されているわけです。つまり、働く日時は会社が決めてくれいたんですね。この状態に慣れ親しんでいた自分は、自分の会社のスケジュールすら満足に決められなくなっていたわけです。赤の他人に、完全に委ねているなぁと思い知らされました。

実は後日談があります。先輩起業家の方にこの体験談をしたところ、「起業して休日からスケジュールしようとする発想自体がとんでもないよね」と大笑いされました。確かにそうですよね。

 

起業の実態① スケジュールは自分が決めないと誰も決めてくれない

こちら、実は定年後も一緒なので念のため(笑)

【ブログ】実行することが楽しくない「計画」は立てたくない

一年の計は元旦にあり

新しい年に今年の誓いを立てる。とってもよい風習ですよね。

「やりたいこと」を計画して宣言すると、俄然、現実味を帯びてきてその気になってくるものです。

勿論、三日坊主という言葉もある通り、なかなか実行し続けることは難しいものですが、途中で挫折しちゃうのは、元々「”そそられない”のだけれど、一応言っておくか」的な計画を立ててしまったためというケースが多いのでは。

事業計画も一緒ですよね。ここが単なる目標と計画の差だと思います。目標はあくまでも結果評価のためのメジャーメント(尺度)。計画はまさにアクションプランで、実行する内容を明示するもの。実行することが楽しいと思えるような内容になっているかどうかが大切です。

 

という事で、弊社志事創業社の今年の「計画」ですが…

その壱:

「美しい」ビジネス創出のためのサポートを具体化します!

その弐:

プレシニア・シニア世代に「起業」を選択肢に加えてもらう活動を実施します!

その参:

世代の異なる(20歳以上)国内外のメンバーと協働イベントを実施します!

 

まずは収まり良く、三つに絞ってみました。

え? てんで具体的でないと?  そこはこうご期待ということで(笑)

【ブログ】後継者を育てたいなら自分が身を引く -神々がお集まりの出雲で感じたこと③-

「小規模多機能自治」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 小規模多機能自治推進ネットワークでは、

小規模ながらも、様々な機能をもった、住民自治の仕組み。 言い換えると、概ね小学校区 域において、目的型組織や地縁型組織等のあらゆる団体が結集し、地域課題を自ら解決 し、地域運営を行う仕組み。

と定義しています。実は、雲南市はそのリーダー役。今回の訪問でその取り組みをスーパー公務員である板持さんや、一般社団法人スクナヒコナの浜崎さん、鍋山交流センターの秦さんらに、じっくりと伺ってきました。

「後継者を育てないなら自分が身を引けばよい」

それでなくても人口の少ない地域で様々な活動を積極的にしていこうと思えば、後継者の育成は一つの大きな課題と思っていましたが、質問への答えがこれでした。

最初、その意味が分かりかねましたが、ポイントは、「後継者をどう育てようなんか言っている暇があったら、まず自分が動く。それを見て、本気で動く人が出て来たら任せて、自分は新しい別の何かを目指す」ということかと。つまり後継者育成なんてことを言っている人に限って、自分が何もしないか、あるいはやり過ぎて周りの人の成長を妨げているということなのではないかなぁ。

 

地域で活躍している方からのこうしたお話が、本当に響きます…。